前提は、神畑養魚株式会社(カミハタ・ファンネル)の水草用途の互換球150wです。

純正のホワイト球や、いつの間にかファンネルのラインナップに加わってる2社の球を購入すれば問題ありませんが、安価な互換球の存在も散見していたので少し調べて比較してみました。

先ず、カミハタ・ファンネルに利用されているメタハラ球(バルブ)は、口金:両口金(RX7s)、全長:132mm、直径:23mmです。これらのスペックは、いわゆる規格「日本電球工業会規格(JEL213)」で、この規格に適合すれば、アクアメーカー以外でも利用可能です。新潟のあこがれのメーカーから発売されているソーラーⅠも、同規格です。

ざっくりと調べてみましたら、先ず2メーカーが該当しました。

メーカー 商品名 型番/型式 ケルビン(K) 光束(lm) 小売価格
実売価格
定格寿命(h)
岩崎電気 ハイラックス MTD-150SDW 3500 10000 ¥8,200-
(4,210)
12,000
MTD-150SW 4500 11000 ¥8,200-
(4,210)
12,000
MTD-150D 6500 11000 ¥8,200-
(4,210)
12,000
三菱 オスラム HQIランプ HQI-TS150W/WDL 3000 11000 ¥9,200-
(3,848)
6,000
HQI-TS150W/NDL 4200 11250 ¥9,200-
(3,848)
6,000
HQI-TS150W/D 5200 11000 ¥9,200-
(3,848)
6,000

で、見るべき数値は、ケルビン(K)「色温度」です。

水草が光合成に必要な波長などについては、育てる水草にもより賛否両論ですが、ケルビン値だけに着目した場合は、前述の 岩崎さん は、以下のように表現しています。
 ・3000K :(電球色)
 ・3500K :(温白色)
 ・4500K :(昼白色)
 ・6500K :(昼光色)
と、いうことは、4500K程度あれば、なんとか水草は育ちそうです。

しかし、水草の育成に加え水槽の中の水草を綺麗に眺めたいと願うならば、ケルビン値は、8000K以上ないと、いけません。5000K程度だと、全体的に水槽内が黄色く見えてしまいます。と、すれば、前述した安価なメタハラ球は全て綺麗に見えるケルビン値を満たしていないので、選択肢にはなりえません。うぅ。(号泣)

よって、アクアメーカーから発売(もちろん製造まではしていませんのでどこかのOEM製)されている商品のほとんどは、8000K値以上で販売されています。逆に12000Kを超えると青みが増し不自然な色に成るとの意見もあります。確かにファンネルのホワイト球は、青白いと感じます。また、15000Kあたりを超えるとさらに青みが増すので海水(珊瑚)用途になります。ちなみに、アクア用途としてのメタハラ球は、以下になります。

メーカー 商品名 型番/型式 ケルビン(K) 光束(lm) 小売価格
実売価格
定格寿命(h)
カミハタ ホワイト球 ファンネル純正 14000 ??? ¥12,600-
(8,980)
???
アルカデア 5200 ??? ¥13,650-
???
???
アクアライン 10000 ??? Open
(12,980)
???
ADA グリーン球 NA-LAMP NAG ??? ??? ¥10,290-
(7,420)
4000~
5000
ホワイト球 NA-LAMP-MH-150W 8000 11000 ¥10,290-
(7,420)
4000~
5000

(ご注意)
ちなみに、似たような型式の口金(R7s)は、適合しません。これはGEXが該当します。

で、結論は、

[tegaki]高いけどアクアメーカーが無難なかぁ~[/tegaki]

です。

※このページは随時加筆&訂正していきたいと思います。
作成:2008/12
改訂:hoge/xx